水瓶座A型と水瓶座O型は、占いでは相性のよい組み合わせなのでしょうか。LiProでは、A型から見てもO型から見ても、お互いを恋人候補の3位に挙げています。ただし、これは同媒体の占い上の候補であり、二人の交際が成功する確率ではありません。

この記事では、水瓶座A型とO型の相性を知りたい方に向けて、媒体による候補の違いと恋愛傾向の説明を紹介します。そのうえで、血液型と性格を調べた研究の範囲を整理し、自分の時間や二人の予定について、本人の希望を聞くための相談例を示します。

水瓶座A型とO型を相性候補に挙げる媒体

相性のよい相手として紹介される候補は、媒体によって異なります。LiProとmicaneのタイプ別記事で挙げられている候補を比べてみましょう。

  • LiProは、水瓶座A型から見た恋人候補の3位に水瓶座O型を挙げています。
  • LiProは、水瓶座O型から見た恋人候補の3位に水瓶座A型を挙げています。
  • micaneは、水瓶座A型と相性のよい相手として蟹座A型を紹介しています。
  • micaneは、水瓶座O型と相性のよい相手として双子座O型を紹介しています。

ここで比べているのは、各媒体が誰を候補に挙げているかです。LiProの3位は、その記事の占い上の順位であり、交際の成功率を示す数字ではありません。また、micaneが別の相手を紹介していることから、水瓶座A型とO型は相性が悪い、とも言えません。その記事で挙がった候補と、目の前の二人が付き合えるかどうかは分けて読みましょう。

共感と自由をめぐる解釈の読み方

恋愛傾向の説明には、本人に聞いてみたい話題が含まれています。ただし、水瓶座A型とO型それぞれの描写を組み合わせても、二人の関係がそのとおりになると分かるわけではありません。まずは、どの媒体が何を述べているのかを分けて見てみましょう。

LiProが描く共感と信念

LiProは、水瓶座A型の恋愛を「共感しあえる恋」と表現し、話題や趣味への共感が恋につながると説明しています。一方、水瓶座O型は「何ごとにも筋を通した恋」。自分の信念を持ち、論理的に考えるという描写です。

これを、A型は相手に合わせる役、O型は自分の意見を通す役、と読み替える必要はありません。O型の説明にも、恋人と共感したり、お互いを高めたりすることを望む描写があります。共感と論理を、二人が分担する性質として扱わないようにしましょう。

micaneが描く自分の時間と新しい経験

micaneの水瓶座A型の記事は、恋愛以外のことや自分のための時間を確保しながら、二人で関係を育てる恋愛を描いています。水瓶座O型の記事は、刺激や変化を求め、相手と新しい経験を楽しむ姿を描いています。

いずれも各タイプについての占いの解釈です。A型なら外出より一人の時間を好む、O型ならいつも新しい場所に行きたい、と二人の希望を決める材料にはできません。本人が落ち着いた過ごし方を望むことも、新しいことに挑戦したいことも、その人の言葉として聞いてみてください。説明に当てはまらない部分まで、型に合わせる必要はありません。

血液型と性格を調べた研究が示す範囲

血液型から相手の性格を推測することには、研究上の裏付けが乏しいという結果があります。

縄田健悟による2014年の論文は、日本と米国の合計1万人を超える社会調査データを二次分析したものです。二次分析とは、すでに集められた調査データを用いて分析すること。J-STAGE公開抄録によると、68項目のうち65項目で血液型による差は統計的に有意ではなく、性格の個人差のうち血液型で説明できる割合は0.3%未満だったと報告されています。

この0.3%未満は、性格のばらつきを血液型がどれだけ説明するかという数値です。「占いが当たる確率は0.3%未満」という意味ではありません。血液型を知っても、相手の性格を説明する手掛かりにはほとんどならなかった、という研究結果として受け取るのが適切です。

また、この研究が調べたのは血液型と性格の関係であり、水瓶座A型と水瓶座O型が交際した結果ではありません。星座と血液型を組み合わせた占いを直接試験した研究でもないため、この数字から二人がうまくいく確率を計算することはできません。

星座を扱う占星術についても、The Planetary Societyの解説は科学的な根拠がないと説明しています。占いの候補や描写は読み物として楽しみつつ、相手の本心や付き合い方の判断には、実際に聞いた希望や交わした約束を使いましょう。

自分の時間と二人の約束の相談

共感、自分の時間、新しい経験といった占いの話題は、二人の希望を尋ねるきっかけには使えます。どちらがA型かO型かに関係なく、自分はどう過ごしたいかを伝え、相手にも尋ねてみましょう。

休日の過ごし方と予定

一緒に出かけるなら、行き先の好みと予定を決める時期を分けて相談してみてください。新しい場所へ行きたいかどうかと、予定を早く決めたいかどうかは別の希望です。

新しい場所といつもの場所という二つの過ごし方の希望を本人に確かめる図

たとえば、次は一人が自分の希望を伝えるための架空の言い方です。実際の発言や相手の返答、うまくいった結果を示すものではありません。

次の休みは、行ったことのないお店に行ってみたいな。あなたは新しい場所と、いつもの場所ならどちらがいい? 今回は出かけずに休みたいなら、それも教えてほしい。

行き先を決める前に、一緒に出かけたいかどうかも聞けます。予定を早めに決めたい場合は、「私は木曜日までに週末の予定を決めたいんだけど、いつなら分かりそう?」と、自分が決めたい時期と相手の都合を並べて尋ねる方法があります。O型だから誘う側、A型だから合わせる側と決める必要はありません。

連絡の頻度と待てる時間

相手の自由な時間を尊重することと、自分がいつまででも連絡を待つことは別です。恋愛以外の時間を持ちたいなら、どのくらいの頻度なら無理なく連絡できるかを伝えられます。予定が決まらず困っている側も、いつまで待てるかを伝えてかまいません。

love is respectによる境界線の説明では、自分が心地よいと感じることや、相手からどう扱われたいかを定めるものとされています。恋人だけでなく、友人や家族との関係にも当てはまる考え方です。

連絡を待つ場面なら、次のように希望と問いを一人の言葉で伝える案があります。これも架空の例です。

すぐに返事をするのは難しくても、会う約束を変えたいときは前日までに知らせてほしいな。それはできそう? 難しいなら、どのくらい前なら連絡できそうか教えてほしい。

予定が変わるときは前日までに知らせてほしいという希望を伝え、できそうか尋ねる架空の連絡例

相手が難しいと言ったときは、自分が待てる範囲も含めて、約束の内容を相談できます。たとえば返事が分からないまま予定を空けておくのが難しければ、期限を決めて、それを過ぎたら自分の予定を入れたいと伝える方法もあります。自由を大切にするという占いの描写を理由に、片方だけが我慢を続ける必要はありません。

LiProでお互いが候補に入っていても、二人が同じ過ごし方を望んでいるとは限りません。占いの説明に合うかどうかより、本人が何を望み、自分はどこまで受け入れられるかを、具体的な予定や連絡の話で確かめていきましょう。