自分の仕事が終わってLINEを送りたくなったとき、好きな相手は夜勤に向かうところかもしれません。話したい気持ちはあっても、仕事や休息の邪魔にならないかと、送る時間や文面に迷うこともあるでしょう。

夜勤の相手へのLINEは「何時ならよい」と一律に決めず、普段の会話で本人の希望を聞いてみてください。送っておいて後で返してもらうのか、同じ時間に話したいのかによっても、相談する内容は変わります。

この記事では、勤務中・夜勤明け・休日の連絡について、成人同士を想定した提案と架空の文例を紹介します。ねぎらいの言葉と返答が必要な用件の伝え方、自分の返信や返事の待ち方も考えていきましょう。

夜勤の相手へのLINEを送る前の確認

夜勤だと聞いていても、休憩や仕事が終わる時刻、帰宅後の過ごし方までは分かりません。「夜は起きているから話せる」「朝には仕事が終わるから返せるはず」と決めず、普段の会話で連絡を受け取りやすい時間を聞いてみてください。

たとえば、自分は夕食後にゆっくり話したくても、相手はこれから仕事に向かう、というすれ違い。少し送る時間をずらすだけでは、その場で会話を続けられるとは限りません。お互いに空いた時間に返す形でよいのか、同じ時間に話せる日を相談したいのか、自分の希望も整理しておくと尋ねやすくなります。

相手から「仕事の日でも送って大丈夫。返すのは翌日になる」と聞いたなら、送ってよいことと、すぐに返事が来ることを分けて受け止めましょう。毎日送ったり、相手が返した直後に返したりする義務はありません。

送ってよいと聞いたこととすぐに返せることは同じではないと示す比較図。

仕事のある日、夜勤明けの日、休日で連絡の希望が違うなら、その違いも本人に教えてもらった範囲で考えます。

勤務中・夜勤明け・休日の時間の相談

時間の希望は、普段のやり取りが続いているときに尋ねる方法があります。次は、相手の勤務について聞いている成人同士を想定した、編集部作成の架空例です。相談したい場面に合わせて使ってください。

  • 仕事のある日の連絡

    「仕事のある日は、どの時間にLINEを送るのがよさそう?」

    休憩時刻を詳しく聞き出すより、連絡についての希望を尋ねます。「読むのは後になるけれど、送っておいて大丈夫」と言われた場合も、休憩中に返信するという約束ではありません。

  • 夜勤明けの日の連絡

    「明けの日は連絡を控えた方がいい? 別の日の方が楽なら教えてね」

    朝に仕事が終わると聞いていても、その後を会話の時間として空けているとは限りません。「明けの日は休みたい」と返ってきたら、その希望に合わせて連絡を控えます。

  • 休日に話す時間

    「今度の休み、話せそうな時間はある? 予定があれば別の日でも大丈夫」

    休日だからといって、空いているとは限りません。会話や通話をしたいなら、休みの日を知っているだけで話を進めず、本人が話したいか、都合が合うかを聞いてから考えましょう。

相談したいのは連絡の取り方なので、勤務先の詳しい情報や全シフト表、睡眠の記録、位置情報まで教えてもらう必要はありません。相手が話したい範囲の情報で十分です。

ただし、すでに「今は連絡を控えてほしい」と言われているなら、時間を尋ねるためのLINEも控えます。返事が来ていないところへ「いつならいい?」と重ねるための文例でもありません。希望が分からず、急ぐ用件もなければ、自然に話せる機会まで待つ選択もあります。

ねぎらいの言葉と返答が必要な用件

送る時間の希望が分かったら、何を伝えたいのかも考えてみましょう。ねぎらいや感想を届けたいだけなら、会話を続けるための質問を毎回添える必要はありません。聞きたいことがあるときは、その用件を伝えます。「返信はいらないよ」と書きながら質問をいくつも続けると、返してほしいのか分かりにくくなります。

ねぎらいや感想を伝える連絡と相談したい用件を分ける図。

たとえば、本人から今日も夜勤だと聞いていて、普段からLINEを送っている場面。二人で話した本の感想を伝えるなら、次のような文面が考えられます。ここからの文例も架空のものです。

今日もおつかれさま。前に話した本を読んだよ。教えてくれてありがとう。

自分たちのやり取りに置き換えるなら、実際に話した内容への感想だけで終えてもよいでしょう。「疲れて何もできないでしょ」など、相手の体調や気分を決めつける言葉は足さなくて大丈夫。「返信不要」も毎回の決まり文句にする必要はありません。返事を求めずに送ったなら、その後に反応を催促せずにいましょう。

一緒に展示へ行きたい、という用件なら、まず相談できるかを尋ねる案があります。

今度の展示のこと、落ち着いているときに相談できる? 一緒に行けたらうれしいなと思って。

この段階では、相手が行きたいか、いつ話せるかはまだ分かりません。返答の期限を自分の都合だけで決めず、返ってきた希望をもとに話を進めます。

ねぎらいたい気持ちがあっても、「私が癒してあげるから今から会おう」と誘いを押しつけるのは避けたいところ。仕事の後に何をするかは本人が決めることです。気遣って送った分だけ好意が返ってくる、と期待して連絡を重ねないようにしましょう。

夜中に届いたLINEへの自分の返し方

相手から深夜にLINEが届いても、自分が寝ているなら起きてから返す形で構いません。好きな相手に合わせるために、起きて待っていたり、自分の仕事中に返信したりする必要はありません。

相手は夜中に返せるけれど、自分はその時間に寝ている。そんな場合は、自分の都合と希望も伝えてみてください。

夜は寝ているので、起きてから返すね。急ぎじゃない話は、お互い返せるときに話せたらうれしい。

返事を遅らせて気を引くのではなく、自分が返せる時間を説明する文例です。その場で返信が続かなくてもよい形を提案し、相手がどうしたいかも聞いてみましょう。伝えただけで二人のルールが決まるわけではありません。

同じ時間に話したいなら、「休みが合う日に少し話せる?」と、双方に都合のよい機会を相談できます。相手が休憩に入ると聞いていても、通話をしたいかどうかは別に尋ねます。

時間がなかなか合わず、やり取りのために無理をしていると感じたら、毎日の連絡にこだわらなくても大丈夫。自分が続けられる頻度も相談に含めてください。

既読や返事の遅さの受け止め方

返事を待っている間に既読が付いても、そこから「仕事が終わった」「今なら話せる」とは判断できません。LINE公式ヘルプでは、既読は閲覧の目安とされています。端末によっては通知を受け取った時点で既読になるため、実際に相手がメッセージを見たとは限りません。また、表示される時刻は自分が送信した時刻で、相手が確認した時刻ではありません。

返事が遅いというだけでは、その理由を「夜勤で忙しいから」「自分に興味がないから」のどちらにも決められません。本人が「明けの日は返せないことがある」と話していたなら、その説明は受け止めつつ、今回の返事がない理由まで分かったとは考えないでおきましょう。

待つ間は既読の確認を繰り返すより、自分の予定に戻ってみてください。いつ返事が届くか分からないまま、会話のためだけに時間を空けておく必要はありません。

相手から「連絡を控えてほしい」と言われた場合は、その意思に従います。夜勤の忙しさのせいだと読み替えて、連絡を続けないようにしましょう。時間や頻度を相談しても負担が続くなら、自分から送る頻度を減らす、距離を置くといった選択もできます。