好きな人をLINEで誘いたいとき、「会いたい」をどう伝えるか、返事が来たら何を送るかに迷うこともあるでしょう。

普段から個人的にやり取りしている相手なら、二人で何をしたいかと、自分の都合がつく日を添えて誘う方法があります。誘いに応じる返事が来てから、詳しい日時や場所を相談しましょう。曖昧な返事や未返信では予定を進めず、会うことを断られたら、その意思を受け止めて誘いを重ねないようにします。

ここでは、誘う前に確かめたい関係、場面に合う文例、返事に合わせた次の連絡を順に紹介します。約束後の確認や、自分の予定が変わったときの伝え方もまとめました。

LINEで誘う前の関係と相手の希望

誘い文を考える前に、相手と個人的な連絡を取り合える関係かを振り返りましょう。仕事やグループ活動のために知ったLINEなら、連絡先が分かることだけを理由に二人で会う誘いを送るのは控えます。個人的に連絡してよいか分からなければ、普段会う場面で「個人的にLINEしても大丈夫ですか」と聞く方法があります。

すでに返事のない誘いがあるときや、連絡を控えてほしいと言われているときは、新しい誘いを重ねません。話題やSNSを替えて返事を求めることも控えましょう。以前に会うことをはっきり断られている場合も、その意思を尊重します。

会いたい気持ちは自分の希望として伝えられますが、相手が同じ希望を持つとは限りません。内閣府男女共同参画局の恋人同士に向けた啓発ページでも、一緒にいたいという気持ちと、相手を思いどおりに動かそうとすることを区別しています。誘うときにも、相手が会うかどうかを自分で選べる伝え方を大切にしましょう。

会いたい気持ちを伝える誘い文

個人的に連絡を取り合える関係で、相手に送った誘いの返事を待っている状況でなければ、一緒に何をしたいかを文にしてみましょう。「二人でお茶したい」「前に話した展示へ一緒に行きたい」など、誘う目的を伝え、自分が空いている日を候補として添えます。

先に「土曜と日曜、どっちが空いてる?」だけを聞くと、相手は何の予定か分からないまま答えることになります。まず会う提案だと分かる文にし、詳しい時刻や集合場所は、誘いに応じる返事が来てから相談して構いません。

以下の文例・会話例は、すべて編集部が作成した架空の例です。日時や場所は例の中の設定で、送る時刻や待つ期間の目安ではありません。相手と実際に話した内容、自分の言葉、都合のつく日程に合わせて変えてください。

誘い文で何をするか、二人で会う希望、候補の日を伝える要点

以前に話した場所へ誘う文面

以前に展示やお店の話をしていたなら、その会話をきっかけにできます。たとえば、二人で写真展の話をしていた場面なら、次のような誘い方があります。

この前話していた写真展、私も気になっています。よかったら二人で見に行きませんか? 来週の日曜の午後なら空いています。

話題を挙げるだけでなく、「二人で行きたい」という自分の希望まで伝える文面です。相手が以前「その展示に行ってみたい」と話していても、それだけであなたと行く約束ができているわけではありません。誘いを受けるかどうかの返事を待ちましょう。

共通の話題がない相手への文面

共通の趣味が見つからなくても、すでに個人的なやり取りがあり、もう少し話してみたいと思っているなら、その気持ちを誘う理由にできます。

この前は少ししか話せなかったので、もう少しお話ししたいです。よかったら来週の土曜の午後、二人でお茶しませんか?

この例は、実際に少し話したことがある相手に向けたものです。相手が好きだと聞いていない料理を「好きでしたよね」と決めつけたり、頼み事があるふりをしたりする必要はありません。

まだほとんど話したことがなく、個人的に連絡してよいかも分からない場合は、すぐに誘わず、普段会う場面で話すところまでにしてもよいでしょう。「暇な日ある?」とだけ聞いて、目的を伝えずに予定を押さえる形は避けます。

久しぶりの相手への文面

以前は個人的にやり取りしていて、その後連絡が空いた相手には、近況を尋ねてから誘う方法もあります。次は、連絡を控えるよう言われておらず、返事のない誘いや用件も残っていない場合の例です。

自分「久しぶり。元気にしていますか?」

相手「久しぶり! 元気だよ。そっちは?」

自分「私も元気です。よかったら近況を聞きたいので、今度二人でお茶しませんか? 私は来週の日曜の午後なら空いています」

最初の連絡に返事が来て、会話が再開してから誘っています。近況を尋ねた一通に返事がなければ、続けて誘い文を送りません。期間が空いていても、以前の断りや未返信をなかったことにはしないようにしましょう。

誘いへの返事に合わせた次の連絡

返事が届いたら、相手が何に応じてくれたのかを読みましょう。会うことへの了承、候補日の都合、集合時刻や場所への了承は、分けて確かめる必要があります。

ここでは、届いた言葉をもとに次の連絡を考えます。会う意思が確認できたら具体的な予定を相談し、了承が分からないときは予定を決めずに区切ります。相手の本心や恋愛感情を判定するための分け方ではありません。

会うことにOKなら日時と場所を相談し、未返信や曖昧な返事では予定を決めず、断られたら誘いを重ねない対応

会うことに前向きな返事

「私も行きたい」「ぜひお茶しよう」など、会うことに応じる返事が来たら、日時や場所を相談できます。

相手「ぜひお茶しよう!」

自分「うれしいです。来週の土曜か日曜の午後はどうですか? 駅前のカフェを考えていますが、別の場所がよければ教えてください」

このように、お互いに会う意思があると分かってから、日程を二つ挙げて相談する方法があります。相手は別の日を提案しても、どちらも難しいと返しても構いません。候補のどちらかを必ず選んでもらおうとせず、会うこと自体を見送りたいと伝えられた場合も、その希望を受け止めます。

「行きたい」と言ってもらえた段階では、時刻や場所まで決まっているとは限りません。予約が必要なら、二人で日時や場所などの条件に合意してから手配しましょう。候補への返事がないまま、相手の分まで予約することは控えます。

日程が合わない返事

候補の日に会えないという返事には、別の日の提案がある場合と、その日の都合だけが書かれている場合があります。

相手「土曜は予定があるけど、日曜の午後なら会えるよ」

自分「日曜の午後なら私も大丈夫です。14時に駅前のカフェでどうですか?」

相手から具体的な別案が出ているなら、自分の予定と合わせて相談できます。「別の日に会いたい」と返ってきた場合も、お互いの都合がつく日を相談してよいでしょう。ただし、日程を調整してくれたことだけで恋愛感情まで分かるわけではありません。

一方、「その日は無理なんだ」とだけ返ってきたときは、「分かりました。今回は見送っておきますね」と受け取る選択もあります。その文だけでは、別の日なら会いたいのか、会うこと自体を見送っているのかは分かりません。日を替えれば応じてもらえると考えて、候補を次々と送らないようにしましょう。

曖昧な返事と未返信

「また今度」「忙しくてまだ分からない」という返事では、今回の誘いを受けてもらえたとは確認できません。次のように返して、予定を決めずに区切る方法があります。

相手「今は忙しいから、また今度かな」

自分「分かりました。今回は予定を決めずにしておきますね」

いつなら分かるか、必ず連絡をくれるかと、返答の約束まで求め続ける必要はありません。後から相手が具体的に会いたいと連絡してくれたら、その内容をもとに改めて相談できます。

誘いに返事がない場合は、追加の誘いを送らず待ちましょう。「何日たてば送り直してよい」という共通の目安を決めるのではなく、返事が来るまでは了承を得ていない状態として扱います。雑談を口実にしたり、別のSNSや友人を通じたりして答えを求めることも控えます。

イベントの申込期限などが実際にあっても、返事のない相手の参加を確定してはいけません。期限までに合意できなければ、その人の分は申し込まず、今回の提案を見送ります。返事を急がせるために、存在しない締切を作らないようにしましょう。

会うことを断る返事

「二人では会えない」「今回はやめておくね」と、会うことへの断りが届いたら、その返事を受け止めましょう。

相手「誘ってくれてありがとう。でも、二人で会うのはやめておきます」

自分「分かりました。伝えてくれてありがとう」

理由を詳しく説明してもらおうとせず、短く返して連絡を区切る形です。断りを「照れているだけ」「好き避けかもしれない」と読み替えたり、別の日や別の口実に替えて誘い続けたりせず、自分から誘うことを控えます。

断られると残念に感じることもあるでしょう。相手の本心までは分からなくても、会わないという、相手が伝えた希望をもとに対応を決められます。

約束後の確認と予定変更の連絡

お互いに会うことを了承したら、日付、時刻、集合場所、人数、何をするかについて、まだ決まっていない点を相談します。すでに合意した内容を確認するときは、たとえば次のように書けます。

来週の土曜、13時に東口の時計前で待ち合わせて、二人でランチですね。お店は、話していた駅前のカフェで予約します。

これは、その条件を二人で決めている場合の確認文です。集合場所をまだ相談していないなら、「東口の時計前で待ち合わせるのはどうですか?」と提案に変えます。お店の営業時間や費用は、実際の公式案内で確かめましょう。

約束後に自分の都合が変わった場合は、元の約束に行けなくなったことと、相談したい別案を分けて伝えます。

土曜に仕事が入り、約束に行けなくなりました。ごめんなさい。もし都合が合えば、日曜の午後に変更できるでしょうか。難しければ、今回は取りやめにさせてください。

この連絡を送っても、相手が了承するまでは日曜への変更は決まっていません。元の約束に行けなくなったことは明確に伝え、変更案への返事を待ちます。相手にも予定があるので、別案に応じてもらうことを前提にしないようにしましょう。

会うこと自体を取りやめたいなら、再提案を付けずに「都合が変わり、土曜の約束に行けなくなりました。今回は取りやめにさせてください。ごめんなさい」と伝える方法もあります。取りやめたいのか、別の日を相談したいのかを曖昧にせず、相手が予定を判断できる連絡にしましょう。

誘いへのOKは、その会う予定に対する返事です。恋愛感情や交際、身体的な接触への了承まで含むとは考えず、当日の過ごし方や変更したいことも、その都度お互いに話して決めていきましょう。